ゆとなみ社は、「銭湯を日本から消さない」をモットーとし、銭湯の継業を専門的に行っています。この先も何十年と続けていける経営基盤を作り、同時に将来の担い手の育成をしています。またゆとなみ社のノウハウを業界に還元するためのコンサルティング業務なども行っています。2015年に廃業寸前の「サウナの梅湯」を継業し、現在は9軒の銭湯を経営しています。ゆとなみ社の社名は、私たちが湯を営む(経営)、湯と人々の営み(生活)から、名付けました。
ゆとなみ社で働くスタッフ
浴室清掃、湯沸かし、番台、設備の修繕、薪燃料の確保、グッズ・イベント企画など、銭湯運営に関わる業務全般を日々行なっています。20代、30代を中心とした、銭湯業界の未来を熱く想うスタッフが多く在籍しています。
地域に受け入れられる銭湯に
継業したどの店舗も浴室の大規模改修はせず、地道な取り組みで集客と売上を伸ばしています。番台からフロント式に改装し、店舗のイメージに合わせた内装で、銭湯初心者の方でも入りやすい銭湯を目指しています。
日々減少していく銭湯をひとつでも多く残したい
建物や設備の老朽化、後継者問題など、さまざまな要因から銭湯は減少傾向にあります。ゆとなみ社で継業した銭湯は築100年を超えている銭湯もあります。長年引き継がれてきた大切な銭湯をこれからの時代に残していけるよう、自分たちが守っていきます。
会社概要
社名 | 株式会社ゆとなみ社 |
所在地 | 京都府京都市下京区木屋町通上ノ口上る岩滝町175 |
代表者名 | 湊 雄祐 |
資本金 | 100万円 |
設立 | 令和3年12月28日 |
事業内容 | 銭湯業務、銭湯経営コンサルティング業務 など |
従業員数 | 60人 |
取引銀行 | 京都信用金庫、滋賀銀行 他 |
ゆとなみ社のあゆみ
2015.05 | 廃業寸前の「サウナの梅湯」を当時24歳の湊三次郎が継業。 |
2018.11 | 滋賀・膳所の「都湯」を継業。 |
2019.07 | 滋賀・石山の「容輝湯」と、京都・西陣の「源湯」の2軒を継業。 |
2020.09 | 東京・十条「十條湯」の経営支援を開始。 ※2024.07コンサルティング契約終了 |
2021.04 | 大阪・門真の「みやの湯」と、愛知・豊橋の「人蔘湯」の2軒を継業。 |
2021.05 | 滋賀・膳所の「都湯」がゆとなみ社から独立。 |
2022.01 | 株式会社ゆとなみ社 設立。 |
2023.07 | 三重・伊賀の「一乃湯」と、京都・北大路の「鴨川湯」を継業。 |
2023.08 | 兵庫・神戸の「湊河湯」を継業。上記と合わせて3軒を同時継業。 |
2024.01 | 大阪・東成区の「パール温泉」を継業。3月21日グランドオープン。 |
2024.08 | 大阪・大東市の「扇温泉」の継業を発表。11月上旬頃オープン予定。 |
代表
湊 三次郎
MINATO SANJIRO
1990年に静岡県浜松市で生まれ、大学生の時に京都へ移住。銭湯サークルを立ち上げ、京都府内で160軒、合計で700軒ほどの銭湯を巡る。アパレル会社に勤務後、脱サラして「サウナの梅湯(京都)」を再建する。そのほか「ゆとなみ社」として「源湯(京都)」「容輝湯(滋賀)」「人蔘湯(愛知)」「みやの湯(大阪)」「鴨川湯(京都)」「湊河湯(兵庫)」「一乃湯(三重)」「パール温泉(大阪)」「扇温泉(大阪)」の、10軒の銭湯経営をする銭湯活動家。「銭湯を日本から消さない」が信念。
湊三次郎Note: https://note.com/sanjiro3710/
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